

Q.応援しているプロゴルファーはどなたですか?
僕の同い年の友人が東北福祉大学のゴルフ部の監督(阿部監督)をしている縁で、今も東北福祉大学で特任講師をしているので東北福祉大出身の選手はみな応援したくなりますね。
例えば松山英樹プロ。
当時高校卒業と大学入学を控えていた松山くんが大学の春のキャンプに参加したんですが、その時最初にラウンドしたのが僕なんですよ。
そういう意味でも彼の事を僕は「弟子」と呼んでいます(笑)。
当時はドライバーの飛距離も僕のほうが「ちょっと上!」だったんですよ!あっという間に抜かれましたけどね…(苦笑)。
ただ、彼は今回出場しないみたいですし、今僕がイチ推しなのは「池田勇太プロ」ですね。
もちろん、他にもプロの方には知り合いが多いんですが、池田プロのスイングにはいつも驚かされます。
とくに、インパクトの前後にあたる「8時4時」のスイングの安定感が凄いと思ってるんですよね。
7月18日からの全英オープンも視野に入れながらぐんぐん調子を上げてきているでしょうし、今回の優勝予想の大本命だと思っています。
Q.他にも気になる選手はいらっしゃいますか?
今平周吾選手も気になりますね。海外挑戦で少し調子を落としているように見えますが、そこが戻ってきていれば優勝争いに当たり前に加わってくる選手でしょうからね。
あとは、ダークホース的な選手かもしれませんが、比嘉一貴選手にも注目しています。
彼はとても小さい選手なんですが凄く飛ばしますし、なんと言ってもグリーン周りの上手さは絶品ですよね!コースセッティングがハマれば、優勝してもおかしくない選手だと思っていますよ。
―― 今回のFantasy NEMESISのような取り組みについてどう思われますか?
広澤
とても面白い取り組みですよね。以前、僕もプロ野球の企画でFANTASY SPORTSのイベントに出た記憶があるのですが、
今は、その時よりもスマホなどが充実して、ファンの皆さまも楽しみやすい環境ができてますもんね。
ファンの皆さまが今以上に楽しめる環境を作れればスポーツ界もさらに良くなりますし、スタッツやDATA解析などがもっと進化していくスポーツ界にする。
そのためにもこういったDATAや分析が重要視される取り組みには大賛成です。
―― 最後にゴルフへの思いを
広澤
先程もお話しましたが、野球とゴルフ。競技の壁や面子の壁などを取り払って、テクノロジーが発展したり、互いの良いところを吸収しあえる関係ができたら良いですよね。日本の野球界にはコーチやティーチングプロの現役時代の実績を見過ぎてしまうきらいがあって、自分より実績の低いコーチの話を聞かない選手がまだいたりしますからね。ゴルフはそういうのが少ないじゃないですか。選手とコーチがそれぞれの領域で信頼関係を結び合ってますよね。
野球界もだいぶ進化してきていますが、ゴルフ界から見習うべきところは沢山あると思います。私自身、ゴルフにはさまざまなことを教えてもらっていますからね。
個人的には初めて名門の廣野ゴルフクラブに足を踏み入れた時は歴史を感じ、感動しましたね。そういった長い歴史を感じさせてくれるのもゴルフの良さだと思っています。いつかは、セント・アンドリュースも回ってみたいと思っていますし、これからもゴルフを楽しみたいと思います。
