FantasyNEMESIS

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インタビュータイトル
広澤さん

Q.アマチュアゴルファーの皆様にも参考になることが多いと思いますので、ぜひメンタルの持ち方についてお聞かせください。

ゴルフに役立つのかどうかはわかりませんが、僕は言葉を大事にしているんです。自分に言い聞かせるための言葉。 それもシンプルな言葉なのですが、「勝つ」という言葉と「集中」という言葉をとても大事にしています。

集中力が乱れる時って良く見せようとか、失敗した後とかに余計なことを考えすぎて、乱されてしまうことが多いですよね。 しかし、そもそもの目的は「勝つこと」であることを強く意識して、勝つために今何をすべきかだけを考え、「勝つために集中」をさせるんです。 もちろんこれもトレーニングは必要で、自ずと切り替えられるようになるまで時間はかかりましたが、「目的」を言葉に置き換えて強く意識することでできるようになります。

たとえば、サッカーであれば前半45分後半45分ですよね。つまりは、「90分後に勝っていればいい」というゴールから逆算して、一瞬一瞬をしっかり集中できるように考えるわけです。 ゴルフであれば、18ホール。たとえば一つの大会であれば、72ホール先にゴールがあるわけです。そのゴールに向けて、一つひとつの状況に集中して対応するわけです。 そのためにも、「勝つ」「集中」という言葉は、僕の中でも重きを置いている言葉で、それを体に染み込ませてきているので、どんな時でも一気にスイッチが入れられます。 とくにミスしてしまった後の切り替えは重要で、「勝つ」というゴールを忘れて「どうしてミスしてしまったんだ」と引きずってしまうケースが多いですよね。 そんな時でも「勝つ!」というキーワードを自分自身に強く言い聞かせれば、目的に向かって心と頭を切り替えられるわけです。ゴルフでの経験はこういった切り替えを行う時の考え方などにも、とても役に立っています。

僕はまだまだ技術が追いついてない初心者ゴルファーの頃こそ、トラブルに襲われた時にギャンブルショットを選択していましたが、 今は「どんなスコアでホールアウトしたいか」という目標から逆算して、堅実なショットを選ぶ時は選ぶ、狙う時は狙うといった状況判断とマネジメントが少しできるようになってきました。 しかし、ティーショットだけは「飛ばしたい」という意識が働きすぎるんですかね…。なかなかうまく行きません。

Q.今回PGA様が取り入れる「Fantasy NEMESIS」についてどうお考えでしょうか?

サッカーなんかはとくにそうかもしれませんが、ファンの皆さまの「プレーに対しての知識」が上がることで応援の質が上がり、 そしてそれは、サポーターが選手を育てていく!という環境の構築につながると思うんです。 そして、その応援の質が上がれば、選手のモチベーションも絶対に上がりますからね!

そのためにも重要だと思っているのは、「ファンとの距離感」「観客との距離感」をどう近付けるか?だと思っています。 プロ競技ごとにさまざまな考え方があるとは思いますが、こういったスタッツや一つひとつのプレーに焦点が向かう「ゲーム」というのはとてもいいと思いますし、 ファンとプレイヤーの距離を縮めるきっかけにもなりますし、大賛成ですね!

Q.今回特に応援している選手などはいらっしゃいますか?

はい、断然、石川遼プロですね!浦和レッズ在籍時代に友人から紹介されて、シュミレーションゴルフをしながら食事をさせてもらう機会があったのですが、 彼の人間性に一瞬でファンになりましたね。本当に凄く謙虚で、人としての魅力に溢れた方でした。

どんなプロ競技でも同じことが言えるのでしょうが、トッププロとして長く活躍している人は、本当の意味での人格者が多いと思うんです。 そういった雰囲気を石川遼プロからは感じましたし、じつは数年前の狭山で開かれた日本オープンの時には、現地に応援に行かせてもらったんです。

その時は勝てませんでしたが、今回はぜひ優勝予想者クイズのイチ推しに指名させてもらいたいです!

Q.最後にゴルフへの思いを

僕はプレーするのも見るのもゴルフは大好きです。たとえばマスターズの行われるオーガスタナショナルなんて、何度も見すぎていてコースの隅々まで覚えていますからね! アーメンコーナーを僕ならどう切り抜けるか、そして、あの名物ショートホールの12番!ゴールデンベル!世界でいちばん美しく難しいと言われていますが、もう逆に、あの池に打ち込みたいくらいです(笑)。

今回、日本プロゴルフ選手権大会が行われるいぶすきゴルフクラブは、僕の地元鹿児島のコースですし、僕自身もいぶすきでプレーした経験があります。 僕自身はいぶすきの洗礼を受けて、ズタズタにされてしまったコースを、プロの皆さんがどのように攻略していくのかとても楽しみにしています。

 
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